暑いというより、痛いといったほうがいいような高い気温の日が続いています。
7月はお盆や夏祭りなど、各地でさまざまな季節の行事もありますが、実は人口について考える月でもあります。今から30年前の1987年、国連人口基金は7月11日を「世界人口デー」と定めました。さらに今年6月に発表された国連の資料によると、2100年には世界の人口が112億人にまで達すると予想されています。
ただでさえ暑い季節。人がもっとたくさん増えるなんて、考えただけでもますます暑くなる……と言わずに、地球の将来について、考えてみませんか?

日本の人口を数字でみると?

総務省統計局の発表によると、日本の人口は1億2682万2000人でした(2017年1月1日)。昨年に比べて約20万6000人、減少しています。
年代別にみてみると、
●子ども、15歳未満の人口は1573万8000人で、昨年より約17万3000人減少。
●15〜64歳人口は7638万5000人で、同じく約68万7000人の減少。
●一方で、65歳以上の人口は、3469万9000人で、約65万4000人増えています。
特に子どもの人口は1982年から36年連続の減少となっています。また、人口に占める子どもの割合は、1975年から43年間、連続して低下。1950年には総人口の3分の1以上が子どもでしたが、今では12.4%にまで下がっています。男子・女子別では、男子が約805万人、女子が約767万人で男子のほうが女子より38万人多くなっています。

女子より男子のほうが38万人も多い!
女子より男子のほうが38万人も多い!


世界の人口を数字でみると?

日本の人口は減少傾向にありますが、世界の人口は増加し続けています。
世界の人口については、各国政府の研究者によって推算されている部分もあるので、発表によって数字にずれが生じる場合があります。今回は、総務省統計局の「世界の統計 2016」をもとに、2015年の第5位までをみてみましょう。
第1位:中国/13億7600万人
第2位:インド/13億1100万人
第3位:アメリカ合衆国/3億2200万人
第4位:インドネシア/2億5800万人
第5位:ブラジル/2億800万人
ちなみにこの資料によると、日本の人口は世界第11位にランクインしています。

ブラジル、5位にランクイ〜〜〜ン!!
ブラジル、5位にランクイ〜〜〜ン!!

2100年には世界の人口は112億人?

1987年7月11日に、世界の人口は50億人を越えました。「人口問題への関心を深めてもらう」という目的で1989年、国連人口基金(UNFPA)は7月11日を「世界人口デー」(World Population Day)と定めました。
国連人口基金というのは、国連総会のイニシアチブの下に1969年に設立された組織で、国際的な資金によって開発途上国や経済移行諸国に人口関連の支援を行っています。
しかし、人口が50億人を超えた話は、もう30年も昔の話。現在、世界の人口は76億人といわれています。さらに、今年6月21日に国連経済社会局が発表した「世界人口展望2017年版」によると、2100年には世界の人口が112億人に達すると予測しています。

112億…
112億…

112億人の人が暮らす地球。どのような世界になっているのでしょうか? ちょっと想像がつきません。ちなみにこの報告書によると、2100年の日本の人口は、8500万人にまで減少すると予測されています。
参考:総務省統計局ホームページ、『世界の統計 2016年』(総務省統計局)より、「人口上位20か国の推移」(UN, World Population Prospects: The 2015 Revision 2015年8月ダウンロード)