北海道付近は太平洋高気圧の圏内で、非常に暖かい空気が流れ込んでいます。十勝地方の池田では今日(29日)午後3時までの最高気温が36.0℃になり、25日から5日連続での猛暑日となりました。明日(30日)は猛暑日とはならない見込みですが、引き続き熱中症に警戒して下さい。

猛暑の道内 十勝地方では熱中症警戒アラート

ここ数日、北海道付近には太平洋高気圧が張り出し、高気圧の縁を周って南からの暖かく湿った空気が流れ込んでいます。このため、道内では各地で猛暑となっています。今日も十勝地方には熱中症警戒アラートが発表されています。

十勝地方の池田では、25日から最高気温が35℃以上の猛暑日を連日観測しています。今日も池田では午後3時までの最高気温が36.0℃になり、5日連続の猛暑日となりました。

道内では今日午後3時までに、池田を含む十勝地方の7地点で猛暑日となっており、最も気温が上がったのは足寄の36.2℃でした。

明日はやや気温が下がるも蒸し暑い 引き続き熱中症に警戒を

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明日は北海道付近は気圧の谷の中となりますが、暖かく湿った空気の流れ込む状態は続く見込みです。

全道的に雲が広がりやすくなり、道北を中心に雨の降る所があるでしょう。夏祭りシーズンですが、急な雨などには注意して下さい。

十勝地方でも日差しが少なくなることで、日中の気温は今日に比べるとやや下がるでしょう。池田でも明日は猛暑日とはならない見込みです。それでも最高気温は平年より大幅に高く、湿度も高く蒸し暑くなるでしょう。明日も引き続き熱中症に警戒して下さい。また、食中毒などにも十分な注意が必要です。

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