梅雨も明けた地域が多く暑さの盛り時期となり、冷やしたスイカが美味しい季節がやってきました。まさに今日はスイカの日。スイカの縦縞を綱に見立て、7月27日を夏の綱という語呂合わせによって記念日が制定されたそうです。夏のイメージが強いスイカですが、実はスイカの旬は梅雨入り前。意識してみると梅雨頃にはもうお店に並んでいるのです。さて、皆さんはスイカについてどのくらいご存知でしょうか? 国内のスイカ生産量トップを誇る熊本県では昨年、スイカ出荷の最盛期に大きな地震が起こり収穫や出荷の遅れが出たことから、熊本市長らのSNSによる熊本の農作物購買の呼びかけがありました。それまでスイカの生産地について意識したことはなかったけれど改めて知ったという方もあるのではないでしょうか。今日はスイカについてお届けいたします。

果実的野菜のスイカ基礎知識

「スイカは野菜である」というのは周知の事実ですが、誰が決めているのかというと農林水産省で、農産物の生産分野における定義です。一方で、飲食店やスーパーによってはデザートのようにカテゴライズされ、果物のように取り扱われていることもあります。農林水産省のホームページでも、野菜と果物の明確な線引きはなく、国によっても異なると記されています。日本の生産分野での定義としては樹からなるものを果樹として、草からなるものを野菜として取り扱っており、また、スイカのように草から収穫できる種類のメロンやイチゴも野菜でありながら、果実的野菜という分類に分けられています。また、スイカの主要生産地は、熊本県・千葉県・山形県、この3県が日本全体の生産量のメインどころで、北海道・鳥取県・新潟県・長野県や他の地域でも生産されています。出荷時期は南側の地域で4月から始まり、その出荷ラインは徐々に北上して8月頃に終わりを迎えます。夏にお店でみかける印象が強いのですが、出荷時期のメインは春先から梅雨入り頃、ということですね。そして、その種類は形や大きさで分けられておりざっと7〜8種類といったところでしょうか。また、果皮や果肉の色もバリエーション豊かで見た目の違いや食べ比べも楽しめます。


公式ルールで真剣勝負!? スイカ割りにもお作法があった

さて、スイカと夏といえば、スイカ割り。皆さん、スイカ割りに公式ルールがあるのをご存知でしたか? 「すいか割は立派なスポーツです」と銘打ってJAみちのく村山では、日本すいか割り推進協会認定版のスイカ割りのルールを公開しています。そこに記されているルールでは、スイカ割りはチーム制であり、勝ったチームがスイカを食べることが出来る、とあります。つまり、負けたチームはスイカが残ったらという条件付きで食べられるのですが、原則として負けたら食べられないのです!! まさに真剣勝負ですね。ルールは他にも、競技場所、用具、競技者、競技の開始・進行、勝負の判定や後始末についても詳細に明記されています。この夏、公式ルールで真剣勝負をしてみたいと思われた方は是非チェックしてみてくださいね!!