気象庁は、きょう27日午前9時、マリアナ諸島付近の熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風になる見込みと発表しました。台風になれば、台風11号ということになります。現在、日本の南の海上には、ダブル台風(台風9号:フィリピンの東、台風10号:関東の南東海上)がありますが、今後はトリプル台風の動きに注意が必要です。

24時間以内に新たな台風発生へ

画像A

気象庁は、きょう27日午前9時、マリアナ諸島付近の熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風になる見込みと発表しました。台風になれば、台風11号ということになります。

27日午前9時現在、中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は15m/s、最大瞬間風速は23m/s、北東へゆっくりと進んでいます。マリアナ諸島付近は、海面水温が30℃以上と非常に高いため急速に発達、今後は次第に北上し列島に近づく恐れもあるため、今後の動きに注意が必要です。

現在、日本の南の海上には、ダブル台風(台風9号:フィリピンの東、台風10号:関東の南東海上)がありますが、今後はトリプル台風の動きに注意が必要です。

台風の発生数

画像B

台風は、平年だと一年に約25個発生し、8月が5.7個と一年で一番多くなっています。今年の8月は、きのう26日までに4個の台風が発生。今後24時間以内に台風になれば、台風11号となり、8月5個目となります。

9月にかけて、本格的な台風シーズンが続きます。日頃から、ハザードマップや避難経路の確認をしたり、水はけがよくなるよう側溝の掃除をこまめにするなど、備えは万全にしておきましょう。