今日2日は冬の天気分布で、日本海側は断続的に雪が降りそう。北海道と東北の日本海側や北陸は、大雪や猛吹雪による交通への影響に警戒を。晴れる太平洋側でも、真冬のような厳しい寒さ。

日本海側は雪 北海道は大荒れ

画像A

今日2日は、西高東低の気圧配置となっていて、上空には降れば平地でも雪になるような強い寒気が流れ込んでいます。また、北海道の北を進む低気圧の影響で雪や風が強まり、見通しがまったくきかないホワイトアウト状態になる所もあるでしょう。

北海道と東北は、日本海側を中心に雪が降りそうです。予想される最大瞬間風速は、北海道の日本海側で35メートル、北海道の太平洋側と東北の日本海側で30メートル。波の高さは、北海道の日本海側と太平洋側、東北の日本海側で6メートルの予想で、暴風や高波に警戒が必要です。ふぶいて、見通しが悪くなり、北海道では猛吹雪や吹きだまりによる交通への影響に警戒してください。

北陸は断続的に雪が降るでしょう。新潟県の上越の山沿いでは、発達した雪雲が流れ込んでいます。昼過ぎにかけて、大雪による立ち往生など、交通への影響に警戒してください。近畿北部や山陰は昼頃にかけて雪が降りやすいでしょう。

関東から近畿の太平洋側や山陽、四国、九州は、雪や雨の降る所がありますが、山沿いが中心です。日中は広い範囲で晴れて、空気の乾いた状態が続くでしょう。花粉が飛びやすいため、対策をしてお出かけください。

沖縄は、次第に雨がやみますが、日中も雲の多い天気が続くでしょう。

全国的に真冬のような寒さ

画像B

最高気温は、昨日1日より低く、真冬のような寒さになるでしょう。

沖縄は、17℃くらいの所が多く、日中も気温はあまり上がりません。九州から関東は、8℃前後の所が多く、厳しい寒さとなるでしょう。高知などでは10℃を超えますが、それでも真冬並みの予想です。

北陸や東北南部は4℃から5℃くらい、東北北部は0℃から2℃くらいの所が多いでしょう。北海道は、日中でもマイナス気温で、最高気温が0℃未満の真冬日になりそうです。

全国的に、北または西よりの風が強まるため、実際の気温よりも寒く感じられるでしょう。出かける時間帯に合わせて、マフラーや手袋などの防寒アイテムもうまく活用してください。

※服装指数は、朝晩や日中の予想気温からどのような服装が適しているか提案するものです。人により暑さや寒さの感じ方が異なりますが、服装選びの参考にしてください。

風の強さと吹き方

画像C

非常に強い風とは、平均風速が20m/s以上30m/s未満の風を表しています。時速だと、およそ70km〜110kmで、高速道路の自動車並みの速さです。これは、何かにつかまっていないと立っていられないような風で、車は通常の速さで運転するのが困難になります。このような風が吹くと、屋根瓦や看板が落下したり、飛散したりする恐れもあります。飛来物によって負傷する可能性がありますので、屋外での活動は警戒が必要です。非常に強い風が予想される場合には、植木鉢など飛ばされやすい物は屋内にしまいましょう。

強い風とは、平均風速が15m/s以上20m/s未満の風を表しています。風に向かって歩けないような風で、看板が外れたり、シャッターが揺れるほどの強風です。瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多く、時には3倍以上になることもあるため、注意、警戒してください。