今日5日は、前線を伴った低気圧が近づき、西日本を中心に雨が降っています。九州には活発な雨雲や雷雲がかかり、激しい雨の降った所があります。このあと強雨エリアは東へ拡大するでしょう。関東甲信の山沿いでは雪が降り、大雪の恐れがあります。

九州に活発な雨雲や雷雲 激しい雨も

今日5日、前線を伴った低気圧が西日本に近づいています。午前9時現在、西日本を中心に雨雲がかかり、九州を中心に活発な雨雲や雷雲がかかっています。

1時間に鹿児島県屋久島町小瀬田で44.5ミリ(2時56分まで)、鹿児島県南大隅町で39.0ミリ(5時28分まで)の激しい雨が降りました。鹿児島県肝付町の内之浦で22.5ミリ(5時56分まで)、沖縄県東村で21.0ミリ(5時39分まで)の土砂降りの雨となりました。

強雨エリアは東へ拡大

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このあとも九州から近畿は雨や雷雨で、太平洋側を中心に雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨にご注意ください。

東海や北陸、関東甲信も午後は次第に本降りの雨、山沿いでは雪となりそうです。東北南部も夜は湿った雪や雨が降るでしょう。

明日6日の午前中は強雨エリアは関東に移り、関東の沿岸部でも激しい雨の降る所がありそうです。山地を中心に大雪となる恐れもあります。積雪による交通障害に注意・警戒が必要です。

激しい雨とは

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降った所や激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。