今日6日、関東や東北を中心に午前中は冷たい雨や雪が降りましたが、午後はやんできました。雨上がりとともに花粉が大量飛散へ。明日7日は、関東から中国、四国まで「非常に多い」花粉が飛散する見込み。広くスギ花粉の飛散ピークに。週明けにかけては、連日の大量飛散に。

スギ花粉の飛散ピーク 関東など連日の「非常に多い」

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今日6日、関東や東北を中心に午前中は冷たい雨や雪が降りましたが、午後は次第にやんでいます。
雨が降るなど湿気が多い日は、晴れる日に比べて、花粉の飛散量が少なくなりますが、雨上がりとともに、花粉が大量飛散する所が多いでしょう。

明日7日は、関東から中国、四国まで「非常に多い」花粉が飛散する見込みです。
関東から中国、四国は、週明けにかけて、連日「非常に多い」花粉の飛ぶ所が多いでしょう。明日7日以降、スギ花粉の大量飛散が続く見込みです。

広くスギ花粉の飛散がピーク 3月中旬からヒノキ花粉も飛散ピークへ

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広い範囲でスギ花粉の飛散がピークとなっています。スギ花粉のピークは、九州や中国地方は3月上旬にかけてとなり、まもなくピーク期を越える見込みです。四国や近畿、東海、北陸は3月中旬にかけて続くでしょう。関東は3月下旬にかけてで、今月いっぱいは特に注意が必要です。
東北はこれからピークに入り、3月下旬にかけて続きそうです。

スギ花粉がピークを越えると、3月中旬以降は、次第にヒノキ花粉の飛散量も増えてきます。
ヒノキのピークは、九州は3月中旬から4月上旬にかけて、中国、四国から関東は3月下旬以降は次第にヒノキのピークとなり、4月上旬から中旬にかけて続く見込みです。まだこの先1か月以上は花粉のシーズンが続くでしょう。花粉症の方はできる限りの対策を行って、なるべく症状がひどくならないように注意をしてください。

帰宅後の花粉対策

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外出から帰ってきたら、うがいをしましょう。また、洗顔をして花粉を落とすとよいでしょう。髪の毛にも花粉が付着するのでしっかりとシャンプーをするのも効果的です。

花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると大量の花粉が室内に流入します。花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。感染症対策として、換気をする機会も多いかと思いますが、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。

なお、床やカーテンなどに花粉が多数付着している可能性がありますので、こまめに掃除をし、カーテンは定期的に洗濯をするとよいでしょう。