今日30日(土)は広く晴れて、気温がグンと上昇。関東をはじめ、最高気温25℃以上の夏日になる所もあるでしょう。北陸や東北、北海道は、所々で雨雲や雷雲が湧きます。また、西日本から北日本にかけて、黄砂に注意が必要です。

広い範囲で日差し届く 北陸や東北、北海道は雨雲や雷雲が湧きやすい

今日30日(土)は、高気圧に覆われて広く晴れるでしょう。ただ、気圧の谷が北日本付近を通過します。

北海道は、北部と南西部は雲が多く、午後3時頃にかけてときおりザッと雨が降るでしょう。標高の高い地域は湿った雪となりそうです。局地的には雷を伴って降り方が強まるでしょう。晴れ間の出る東部でも、にわか雨の可能性があります。
東北と北陸も大気の状態が不安定です。特に雨の範囲が広がるのは夜になってからで、雷雨になる所もあるでしょう。日中も、雨雲が湧きやすく、日が差していても突然の雨に注意が必要です。
関東から九州にかけては、おおむね晴れるでしょう。
沖縄も日差しが届きますが、湿った空気が入るため雲が多めで、所々で雨が降りそうです。

黄砂に注意 今朝 東京と大阪で観測

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今朝、東京と大阪で黄砂が観測されています。
※現在、黄砂の目視観測を行っているのは、東京と大阪のみ。(目視観測通報の自動化に伴い、関東甲信地方の地方気象台では2019年2月1日、父島気象観測所では2019年4月1日、その他の地方の地方気象台(新潟・名古屋・広島・高松・鹿児島を除く)及び測候所では2020年2月3日、札幌・仙台・新潟・名古屋・広島・高松・福岡・鹿児島・那覇では2024年3月26日に、黄砂の観測を終了)

今日30日から明日31日にかけて、西日本から北日本の広い範囲に黄砂が飛来することが予想されています。
多くの所で晴れますが、洗濯物が黄砂で汚れてしまう可能性があります。洗車も、黄砂が収まるまで待つと良さそうです。健康への影響も懸念されます。

気温上昇 関東や九州を中心に夏日も

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最高気温は、西日本から東日本は広く20℃以上で、九州や関東をはじめ25℃以上の夏日になる所もありそうです。北日本も平年を上回り、北海道でも10℃くらいまで上がる所が多いでしょう。
季節先取りの暖かさは、明日31日も続きます。気温の上昇により、雪解けが急速に進むでしょう。積雪が多く残る地域では、道路の冠水や川の増水、雪崩、土砂災害に一層の注意が必要です。