きょう3日午後2時前、沖縄県波照間島では気温が30.0℃と、全国で今年初の真夏日になりました。

沖縄県波照間島で30℃以上 全国で今年初の真夏日

きょう3日(水)は、沖縄県では高気圧に覆われて、よく晴れています。
南から暖かい空気が流れ込み、たっぷりの日差しが降り注いだことで、気温がグングン上がっています。

沖縄県波照間島では、午後2時前に、気温30.0℃を観測し、全国で今年初の真夏日(最高気温30℃以上)になりました。

なお、昨年、全国で初の真夏日になったのは、熊本県水俣市で、4月18日に最高気温30.2℃を観測しました。

この先の暑さは?

明日4日にかけて、沖縄県では広く晴れて、季節を先取りした暑さが続くでしょう。
4日の最高気温は、石垣島や与那国島では29℃、那覇は28℃の予想です。引き続き、水分をこまめに補給するなど、暑さ対策を、心掛けてください

暑くなる前から始めよう 熱中症予防

画像C

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。

② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。