20日(土)は西から天気が下り坂で、九州は昼頃から雨に。晴れる東海や関東は夏日地点が一気に増えそう。来週にかけても西日本は雨の降る日が多いでしょう。ゴールデンウイーク前半は、28日(日)に広い範囲で晴れるものの、度々雨具が必要になりそうです。気温は平年より高い日が多く、かなり高い日も。熱中症に注意が必要です。

20日(土)〜26日(金)  雨の日が多い

画像A

20日(土)から21日(日)にかけては前線を伴った低気圧が本州付近を通過します。
このため明日20日(土)は西から天気が下り坂で、九州の早い所では昼頃から雨が降り出すでしょう。夜は雷を伴って局地的に激しく降りそうです。中国、四国も夜は広い範囲で雨が降り、近畿も夜遅くなると一部に雨雲がかかりそうです。21日(日)には雨の範囲がさらに東へ広がるでしょう。

22日(月)も九州から関東は曇りや雨で、すっきりしません。23日(火)には新たな低気圧が進んできて、24日(水)にかけて広い範囲で雨となるでしょう。雨脚が強まったり風が強まったりしそうです。25日(木)は晴れる所が多いですが、晴天は長続きしないでしょう。

沖縄は23日(火)頃から雨の日が続きそうです。

この期間は、気温が平年より高い所が多く、かなり高い所もあるでしょう。九州から関東では、晴れる日は25℃以上の夏日の所が多くなり、明日20日(土)は東海や関東で夏日地点が一気に増えそうです。体はまだ暑さに慣れていない時期ですので、屋外のレジャーは暑さ対策を忘れないようにしてください。

27日(土)〜5月2日(木) 度々雨具が必要に 連続夏日も

画像B

来週末からは長期休暇という方もいらっしゃることでしょう。
27日(土)は所々で雨が降りますが、28日(日)は各地で日差しが届く見込みです。ただ、晴れの天気は続かず、29日(月・昭和の日)は九州から東海で雨が降るでしょう。その後も短い周期で天気が変わりそうです。ゴールデンウイーク前半のお出かけは雨具を忘れずにご用意ください。

沖縄は5月はじめにかけても雨の降りやすい日が続くでしょう。梅雨のはしりとなりそうです。
なお、沖縄地方の梅雨入りの平年日は5月10日です。

この期間、気温は平年よりかなり高い所が多いでしょう。九州から関東でも連日のように夏日が続く可能性があります。栄養や睡眠をしっかりとる、涼しい時間に軽く運動するなど、暑さに負けない体作りを心がけましょう。

あると便利 熱中症対策グッズ

画像C

レジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。

① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。