ゴルフにはさまざまなミスがありますが、そのなかでもゴルフが上手い人ほど陥りがちなミスといわれているのが「チーピン」です。基本的なミスが減り、自分でも「ゴルフが上達したな」と感じるときに陥りやすく、なかなか改善できずに頭を悩ませる人も多くいます。

そこでこの記事では「チーピン」の具体的な症状や、現象別の原因、チーピン改善のために取り入れたい練習方法を徹底紹介。チーピンからなかなか抜け出せずにいる人は必見です。

ゴルフの「チーピン」の語源と具体的な症状について

初心者ゴルファーは、「チーピンがどんなミスかわからない」という人も多いかもしれません。中上級者に多いものの、ゴルファーであればいずれ陥ってしまう可能性はあります。どんなミスなのか理解しておきましょう。

■チーピンの語源
チーピンとは、簡単にいうと打ったボールが急に曲がってしまう軌道を指しています。麻雀をしたことがある人ならピンと来るかもしれませんが、ゴルフのチーピンの語源は麻雀牌の七筒(チーピン)です。筒子(ピンズ)の牌の一種で「7」を表しているのですが、七筒の牌の絵柄が急に曲がってしまうボールの軌道に似ているため、その名がつきました。

いつ頃、誰が言い始めた言葉かはわかっていないのですが、ゴルファーのなかでは浸透している言葉です。

■チーピンの具体的な症状
チーピンはフックボールの一種であり、打ち出した瞬間に極端にボールが曲がってしまう軌道のことです。右利きゴルファーであれば左方向に、左利きゴルファーであれば右方向に曲がってしまいます。

「急に利き手と反対方向に曲がる」という点は共通するものの、症状としては以下2つに分かれます。
・ターゲットラインより左に打ち出したボールがさらに左に曲がる
・真っ直ぐもしくは右に打ち出したのに左に大きく曲がる


まずはチーピンの現象別原因を知ることが大切

チーピンを改善するためには、現象別の原因を理解し、それに合った対策をすることが大切です。チーピンの2つの現象ごとに原因と対策を紹介します。

■ターゲットラインより左に打ち出したボールがさらに左に曲がる
左に打ち出したボールが、さらに左に曲がってしまう場合、クラブの軌道がアウトサイド・インになってしまっている可能性が高いです。アウトサイド・インで上体が被るようにしてインパクトしてしまうと、打ち出したボールはターゲットラインより左に出て、さらに左に大きく曲がってしまいます。スライスが出ないように慎重になった結果、このタイプのチーピンに陥ってしまう人は多いです。
この現象が起きている場合は、まずターゲットと両方・腰・膝が平行のスタンスになっているかどうかを確認しましょう。体が左に開いてしまっていると、チーピンが出やすくなってしまいます。

■真っ直ぐもしくは右に打ち出したのに大きく左に曲がる
真っ直ぐや右に打ち出しているのに、左に大きく曲がってしまう場合は、インサイド・アウトのイメージでスイングしているにもかかわらず、インパクト時に開いたヘッドを返してしまい、軌道にフェースが被ってしまっている可能性が考えられます。また、アドレス時からフェースがかぶっている場合もあります。
この現象が起きている場合は、グリップの握り方を見直してみてください。基本的なことのように思えますが非常に重要です。左手を被せたストロンググリップ(フックグリップ)は、アドレス時にフェースが閉じてしまうので、チーピンが出やすいので、スクウェアグリップにしましょう。まず左手の小指・薬指・中指で握って親指をやや右側に乗せ、右手のひらがターゲット方向を向くように被せます。

チーピンがすぐに改善できる簡単な練習方法

チーピンが出てしまいやすい人は、体をうまく使えておらず、ほぼ手首のみでショットを打つ手打ちをしている可能性があります。手打ちでショットを打つとインパクト時にフェースが左を向いてしまうため、チーピンが出てしまいやすいのです。

これを改善するために、下半身をうまく使う練習をしましょう。ダウンスイングをするときに、下半身から動くように意識し、しっかり体重移動をします。左手のみでスイング練習をすると、自然と下半身が使えるようになるのでおすすめです。片手で感覚がつかめたら両手でスイングして、体重移動と腰の素早い回転を意識してみてください。

チーピンの症状に合わせて対策を練ろう

ゴルフが上達してきたと感じるようになった途端、チーピンに陥ってしまう人は非常に多いです。チーピンが出る確率が高いのであれば、今回紹介した2つの症状のどちらなのかを見極めてみてください。それぞれに合わせた対策を練ることで、チーピンから抜け出せて、さらにいいスコアが出せるようになるでしょう。

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