準決勝で敗退したクエリー
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テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は14日、男子シングルス準決勝が行われ、第24シードのS・クエリー(アメリカ)は第7シードのM・チリッチ(クロアチア)に7-6 (8-6), 4-6, 6-7 (3-7), 5-7の逆転で敗れ、四大大会初の決勝進出とはならなかった。

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この日、クエリーは第1セットを先取したが、試合を通してチリッチに25本ものサービスエースを決められた。第4セットは先にブレークしてリードしたが、ブレークバックを許すとタイブレークの末に力尽き、アメリカ人男子で2009年のA・ロディック(アメリカ)以来8年ぶりとなる決勝への切符を手にすることは出来なかった。

試合後の会見で、クエリーは「マリン(チリッチ)は本当に良かった。第4セットで先にブレークしたけど、ブレークバックされてしまった。そこで彼(チリッチ)は最高のプレーをしていた」と振り返った。

「隙がないように感じた。これまで何度も対戦して負けているけど、今日は本当に高いレベルでプレーしていたと思う」

現在29歳のクエリーは、昨年のウィンブルドン3回戦でN・ジョコビッチ(セルビア)を破る番狂わせを演じた。今年は3月のアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)決勝でR・ナダル(スペイン)をストレートで下し、キャリア通算9勝目をあげていた。

今大会では第1シードの第1シードのA・マレー(英国)や第12シードのJW・ツォンガ(フランス)らを次々と破る快進撃で、四大大会初のベスト4進出を果たした。

「マレー戦の方が緊張していた。今日は気分が良かった。楽しい勝ち上がりだったし、自信につながった」

今後については「ちょっとしたステップが必要。でも、優勝も夢ではないと感じる。良いプレーが出来れば、トップ選手を倒すだけのレベルは十分にあると思う」と手応えを得ていた。

一方、ウィンブルドン初制覇に王手をかけたチリッチは、決勝で第3シードのR・フェデラー(スイス)と優勝を争う。