インタビューに応じた田島尚輝
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男子テニスでシングルス・ジュニア世界ランク31位の田島尚輝は19日、tennis365.netの独占インタビューに応じ、2017年を振り返った。

>>田島尚輝 プロフィール<<
生年月日:2000年9月21日(17歳)
出身:熊本県
ジュニア世界ランキング:最高19位
プレースタイル:右利き(両手バックハンド)


全豪オープン・ジュニア2017


■2012年
・全日本ジュニアテニス選手権 12歳以下 優勝

■2013年
・RSK 全国選抜ジュニアテニス大会 優勝

■2014年
・全国選抜ジュニアテニス選手権 14歳以下 優勝

■2015年
・中牟田杯 全国選抜ジュニアテニス選手権大会 優勝

■2016年
・全日本ジュニアテニス選手権 16歳以下 優勝

■2017年
・全米OPジュニア ベスト8進出


【得意のクレーがきっかけ】


全仏オープン・ジュニア2017



全米オープン・ジュニア2017


田島は今年の3月頃、勝ち星に恵まれなかったが、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ジュニアの前週に行われたベルギーの大会がきっかけで調子を取り戻したと話した。

その後、クレーコートでの戦いを得意とする田島は、6月の全仏オープン・ジュニアで四大大会のシングルス初勝利。9月に行われた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では、目標としていた四大大会ジュニア初の8強入りを果たした。

「19位からスタートしたジュニア・世界ランキングは70位台まで後退してしまいましたが、4月からの長期遠征の中で全仏前のベルギー大会で勝ち始めたことが、きっかけになりました」


【「診断の結果は腓骨の骨折」】


世界スーパージュニアテニス選手権大会


今年8月のダンロップ スリクソン全日本ジュニアテニス選手権'17(大阪/大阪市、靱テニスセンター)18歳以下で準優勝したのち、今年10月の大阪市長杯 世界スーパージュニアテニス選手権大会(大阪府/江坂テニスセンター、室内ハード)に第4シードで出場した田島は、初戦当日に雨で濡れた階段から転げ落ちるハプニングに見舞われていたことを明かした。

「その時、ヒビが入っていたと思います。その状態で4日間ほどプレーしていました。痛み止めを飲んで試合に臨み、遠いボールは諦めていました」

足を負傷する中、田島は3戦ストレート勝ちでベスト8へ進出。しかし準々決勝では雨漏りしている箇所で足を滑らせてしまい、第1セットの第1ゲームで試合中断。以降は自身で歩くことができず、担がれてコートを後にした。

「そのまま車いすに乗って病院へ行き、診断の結果は腓骨の骨折でした。(骨折した腓骨は)内側ではなく外側のだったので、まだ良かったです」

右足を負傷する不運に見舞われた田島は、年内に予定していた残り2大会を欠場した。

当時について聞くと「普段行けていなかった学校へ行くことができたので、けがをしてからのメンタル面は大丈夫でした。タイミング的にも夏ではなかったことも大きかったと思います。けがをしてから約2週間後、椅子に座った状態からボールを打っていました。どこにボールが飛んでいくかわからない感覚でした」と振り返った。

現在は、立った状態でボールを打てるようになるまで回復。さらに、以前から通っているトレーニングセンターで、野球のイチローやダルビッシュ有も実践中の「初動負荷トレーニング」を取り入れ、2018年の復帰を目指している。

「医者からは、来年の1月4日以降であれば今まで通りプレーしても良いと言われています。今回、初めて大きなけがをしたことで、いかに今まで自分が周りの方からサポートされているかを実感しました。感謝をしっかりと結果で恩返ししたいと思います」


【課題はフォアハンドの決定力】


全米オープン・ジュニア2017


2018年のグランドスラム・ジュニアで最低でも4強以上を目標としている田島は、自身の課題について「今年はフォアハンドの時に、中へ入って打つことが課題でした。それに手応えを感じているので、そのフォアハンドで決めきるくらいの決定力を身につけたいです」と明かした。

最後に、近い目標は「全米の8強は満足できていない部分もあります。まずは、けが明けの全豪で結果を出すこと。2018年はジュニア最後のシーズンなので、それに向けて頑張ります」と意気込んだ。