ジョコビッチに勝利したチェッキナート
画像提供:ゲッティイメージズ

男子プロテニス協会のATP公式サイトは3日、2018年全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でのM・チェッキナート(イタリア)の大躍進を特集した。

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当時世界ランク72位だったチェッキナートは四大大会での本戦未勝利の状態でローランギャロスに到着。チェッキナートはそれまで2016年に全仏オープン本戦に出場したもののそのときは1回戦でN・キリオス(オーストラリア)にストレートで敗れていた。

2018年の1回戦でM・コピル(ルーマニア)をフルセットで、2回戦でM・トランジェリティ(アルゼンチン)をストレートで下し3回戦に進んだチェッキナートは、世界ランク11位のP・カレノ=ブスタ(スペイン)と激突。第1セットを落としたものの、その後3セットを連取しベスト16に駒を進めた。

4回戦では世界ランク9位のD・ゴファン(ベルギー)と対戦し、7-5, 4-6, 6-0, 6-3で勝利。試合後チェッキナートは「人生で最高の瞬間だ。夢なのかもしれない」と語っていた。

準々決勝では2016年に同大会を制したN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。3時間26分の激闘の末に6-3, 7-6 (7-4), 1-6, 7-6 (13-11)で下し、四大大会初となる4強入りを決めた。

「僕の人生が変わったと思うよ。ノヴァーク(ジョコビッチ)は信じられないくらいい人だ。彼は『おめでとう。頑張ってくれ』と言ってくれた。僕にとっては夢のような話だよ」

その後、D・ティーム(オーストリア)との準決勝に臨んだチェッキナートだったが、5-7, 6-7 (10-12), 1-6のストレートで敗れ力尽きた。

ジョコビッチは当時「彼は大きなスタジアムや大きな試合で気圧されているようには見えなかったよ。重要な場面でほとんど精神をすり減らすことがなかったんだ。コート上で素晴らしい瞬間を共有した相手を祝福したり、ハグしたりすることは僕にとって決して難しいことではなかった。そして試合に勝った方が紛れもない勝者。それが今日のマルコ(チェッキナート)だったんだ。もちろん、コートから去るときは敗戦を飲み込むのは難しいものだけどね」と語った。

今シーズンの全仏オープンは本来、5月24日から6月7日にかけて開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて9月20日から10月4日までの開催へ延期が発表されている。