世界ランク2位のナダル
画像提供:ゲッティイメージズ

男子プロテニス協会のATP公式サイトスペイン語版は4日、世界ランク2位のR・ナダル(スペイン)のコメントを掲載した。新型コロナウイルス感染拡大から約3カ月、自身の思いと現状を語っている。

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34歳のナダルは現在、スペインのマヨルカ島にあるラファナダルアカデミーに滞在し、練習を行っている。

ナダルは「僕らは健康問題に直面したときだけ、健康でいることがどれだけ幸運であるかを思うだろう。友人との時間、家族との時間、ディナーを楽しむ時間。大切な人と一緒にいられない時は一緒にいられることがどれだけ良いことなのか考えるだけだ」と話した。

「どれだけ幸運な人生を送れているかを前向きに、言い換えれば大切にしていくことが重要だ。この数カ月の間に新たな状況に直面しているから、僕らは苦しんできた。辛いことをすぐ忘れてしまうことが問題。くだらない文句を言わないようにする努力が必要だということだけは学んだよ」

また、アカデミーでテニスの練習ができるようになった現状については「テニスができるようになったのはここ数週間のこと。あまり鍛えることはできていない。ラケットを使わないまま2カ月半が経っていた。自宅にテニスコートは無いからね」と明かした。

「毎日トレーニングしているわけではなく、週に2、3日だけだ。1時間の日もあれば1時間半の日もある。数か月後に起こるかもしれないことに備えて、自分の身体を準備しているだけ。厳しいとは思うけど、試合勘には特に執着していない。多くの試合をこなさなくても高いレベルで試合ができる方法を探している」

最後にナダルは「ツアーに戻り、プレーを続け、最も好きなことである観客で埋まるエネルギーに満ちたスタジアムでテニスをすることを楽しみたい。その状況に戻っていけたらと思っている。遅かれ早かれそうなることを願っている」と希望を語った。

男子テニスツアーは現在、新型コロナウイルスの影響で7月31日までの中止が決定している。