初戦突破を果たした錦織圭
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク35位の錦織圭が第32シードのD・エヴァンス(イギリス)を1-6, 6-1, 7-6 (7-3), 1-6, 6-4のフルセットで下して6年連続9度目の初戦突破を果たし、昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来 約1年ぶりの四大大会復帰戦で白星をあげた。

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この日、錦織はスマッシュやフォア・バックハンドのミスを重ねて第1ゲームでブレークを許す。その後は徐々にタイミングが合い始めてストローク戦でポイントを獲得したが、エヴァンスにウィナーを決められるなどで第5・第7ゲームもブレークされ、第1セットを落とす。

第2セットに入るとサーブ・アンド・ボレーを取り入れてリズムに乗った錦織が第3ゲームでミスを誘い出し、この日初のブレークに成功。それからも集中が切れるエヴァンスの隙をついて第2ゲームから5ゲームを連取し、セットカウント1−1に追いつく。

第3セットは第1ゲームで雨による悪天候の影響で試合は一時中断したが、集中力を維持した錦織は序盤の3ゲームを連取する好スタートを切ると、ゲームカウント5−2とする。そこから気迫のプレーを見せる4ゲームを連続で取られ、第12ゲームでエヴァンスのサービング・フォー・ザ・セットを迎える。この土壇場でブレークバックした錦織はタイブレークの末にセットカウント2−1と勝利へ王手をかける。

第4セットは第2ゲームをラブゲームでブレークされると錦織は失速し、セットカウント2−2に追いつかれる。

ファイナルセットに入ると息を吹き返した錦織がフォアハンドの強打やネットプレーを決めて第2ゲームでブレークに成功。第5ゲームは粘るエヴァンスに屈してブレークバックを許したが第9・第10ゲームを連取し、3時間半を超える死闘を制した。

2回戦では、世界ランク73位のS・トラヴァグリア(イタリア)と対戦する。トラヴァグリアは1回戦で同50位のP・アンドゥハル(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。

錦織は右ひじの負傷、新型コロナウイルスを乗り越え、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)では復帰後初勝利をあげていた。

今年の全仏オープンは新型コロナウイルスの影響で開催時期が5月から9月へ延期。さらに観客動員数が1,000人に削減、使用球の変更、予選は無観客で開催、定期的なPCR検査を受けるなど、これまでとは異なる状況で行われている。

その他の日本勢では、世界ランク50位の西岡良仁は第19シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、同93位の杉田祐一は第28シードのC・ルード(ノルウェー)、同94位の内山靖崇は同86位のA・バラズ(ハンガリー)と1回戦で顔を合わせる。

今大会の第1シードはN・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードはR・ナダル(スペイン)、第3シードはD・ティーム(オーストリア)、第4シードはD・メドヴェデフ(ロシア)、第5シードはS・チチパス(ギリシャ)、第6シードはA・ズベレフ(ドイツ)、第7シードはM・ベレッティーニ(イタリア)、第8シードはG・モンフィス(フランス)。

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