ベスト8進出を果たしたアンベール
画像提供:ゲッティイメージズ
>>テニスのMUSIC VIDEO『銀河特急』【Full ver.】<<
初の顔合わせとなったこの試合、アンベールは8本のサービスエースを決めるなどでチリッチを攻め立て第1セットを先取する。しかし、第2セットでは1度もブレークチャンスを握ることのできないままタイブレークに突入。これを落としセットカウント1−1に追いつかれる。
それでもファイナルセットでは、ファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得。5本のサービスエースを決めるなどチリッチにブレークを許すことなく2時間24分の熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトでアンベールは「メンタル的に1カ月くらい前から強くなっていて、3セットのタフな試合でも勝てるようになった。昔の自分よりは重要な場面で良くなっていると思う。だから試合の進め方も少し変わっている。もっと積極的なプレーを心掛けているんだ。これまで偉大な選手たちと良い試合をしてきたからね」と勝利の要因を語った。
22歳のアンベールは今季、1月のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)でツアー初優勝を飾ると、10月のヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)で2勝目をあげ、キャリア最高の世界ランク32位を記録した。
「ATPマスターズ1000」初の4強入りをかけて、準々決勝では第10シードのM・ラオニッチ(カナダ)と対戦する。ラオニッチは3回戦で世界ランク91位のM・ギロン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードのR・ナダル(スペイン)、第3シードのD・メドヴェデフ(ロシア)、第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第6シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)らがベスト8へ駒を進めた。
[PR]「男子テニスATPツアー マスターズ1000 パリ」
11月2日(月)〜11月8日(日)WOWOWメンバーズオンデマンド限定ライブ配信!
■詳細・配信スケジュールはこちら>