予選敗退となった奈良くるみ
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3試合に勝利すると本戦に出場できるこの予選。
2018年以来4年ぶり6度目の本戦出場を狙う30歳の奈良はこの試合の第1セット、3本のダブルフォルトを犯すなどサービスゲームで苦戦。セカンドサービス時のポイント獲得率で33パーセントとプレストンに押し込まれ、2度のブレークを許し先行される。
第2セットでも第1ゲームで先にブレークを許した奈良は、3ゲームを連取されるなど地元で初の四大大会出場を狙うプレストンに主導権を握られる。第8ゲームではブレークバックに成功し一時は追いついたものの、第9ゲームでとどめとなるブレークを奪われ、1時間31分で力尽きた。
勝利したプレストンは予選2回戦で第9シードのS・エラーニ(イタリア)と世界ランク209位のヤン・スーヨン(韓国)のどちらかと対戦する。
そのほかの日本勢では世界ランク127位の日比野菜緒、同149位の本玉真唯、同229位の宮崎百合子、同247位の内藤祐希が出場。日比野と本玉は10日行われた予選1回戦を突破し、宮崎と内藤は11日に初戦を迎える。
また、本戦には世界ランク14位の大坂なおみ、同76位の土居美咲が出場を予定している。
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