カルロス・アルカラス
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男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は6日、シングルス準々決勝が行われ、第7シードのC・アルカラス(スペイン)が第3シードのR・ナダル(スペイン)を6-2, 1-6, 6-3のフルセットで破り、史上最年少で大会ベスト4進出を決めた。19歳のアルカラスは試合中に足首を捻ったシーンを振り返り、「プレー中も痛かった」と明かした。

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3度目の顔合わせとなった同胞対決は序盤から一進一退の攻防が続く。第1ゲームでアルカラスがブレークに成功するも直後にナダルがブレークバック。それでも第3・第7ゲームでブレークを奪い第1セットを先行する。

続く第2セット序盤、互いにサービスキープが続く展開の中、アルカラスが第3ゲーム終了時に右足首を捻って転倒。メディカルタイムアウトを取り、アルカラスが足首にテーピングを巻く事態に。すると直後の第4ゲームでナダルがこのセット最初のブレークに成功。その後アルカラスは5ゲームを連取されて1セットオールとされる。

迎えたファイナルセット、足首を負傷したアルカラスだったが、勢いを取り戻す。第4ゲームでこの日4度目のブレークを奪うと、これを守りきって2時間15分の熱戦を制した。

ムチュア・マドリッド・オープンは、アルカラスのコメントを公式サイトに掲載。次のように試合を振り返っている。

「難しい第2セットだったね。足首を捻ってしまい、プレー中も痛かったんだ。第2セットでは1ゲームしか取れなかったけど、それが原因ではない。集中力が切れて、足首のことをずっと考えていて、試合をするどころではなかったんだ」

「第2セットを落とした後、トイレに行ったのが役に立ったよ。顔を洗って、『足首のことではなく、プレーすることを考えろ』と自分に言い聞かせたんだ。『他のことは考えず、最後の1ポイントまで全力を尽くすことを考えよう。お前ならできる』とね。それが、第3セットで自分を奮い立たせ、素晴らしいテニスをするのに役立ったんだ」

また、アルカラスはナダルに初勝利を挙げたことに対しても、次のように語った。

「すごく興奮してるよ。クレーコートでラファ(ナダル)を倒したことのあるプレーヤーはほとんどいない。その中の一人になれて幸運だったと思っている。今はとてもハッピーな気分だよ。忘れられない勝利や瞬間というのは常にあるもので、この勝利は明らかに僕の残りの人生にとって忘れられないものになるだろうね」

勝利したアルカラスは準決勝で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは準々決勝で第12シードのH・フルカチュ(ポーランド)を6-3, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。世界ランク1位のジョコビッチと同9位のアルカラスは、これが初の顔合わせとなる。

また、同日には第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)と第4シードのS・チチパス(ギリシャ)が準決勝に駒を進めている。