アルカラスとナダル
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男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は6日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードのR・ナダル(スペイン)は第7シードのC・アルカラス(スペイン)に2-6, 6-1, 3-6のフルセットで敗れ、2019年以来3年ぶり12度目のベスト4進出を逃した。試合後、ナダルは同胞のアルカラスへエールを送った。

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36歳のナダルと19歳アルカラスとの対戦は3度目であり、ここまで2戦全勝。直近では3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)準決勝で対戦し、ナダルが6-4, 4-6, 6-3のフルセットで勝利していた。

この試合の第1セット、第1ゲームでいきなりブレークを許したナダル。直後の第2ゲームでブレークバックに成功するも第3ゲームで再びブレークを奪われる。すると終盤で3ゲーム連取を許し先行される。

続く第2セットでは互いにサービスキープが続く展開の中、アルカラスが第3ゲーム終了時に右足首を捻って転倒。メディカルタイムアウトを取り、足首にテーピングを巻く事態に。すると直後の第4ゲームでナダルがこのセット最初のブレークに成功する。

しかし、第4ゲームの途中、今度は観客席でアクシデントが発生し試合は一時中断。長い中断が明けると、ナダルは5ゲーム連取に成功しセットカウント1−1に追いつく。迎えたファイナルセット、第4ゲームでブレークを許したナダル。その後はお互いにブレークチャンスを掴むことなく、2時間28分で力尽きた。

ムチュア・マドリッド・オープンは公式サイトにナダルのコメントを掲載。ナダルはベスト4へ進出し、準決勝で世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦するアルカラスを賞賛した。

「カルロス(アルカラス)なら絶対に勝てるよ。今日のように彼はアドレナリンが出ると止められなくなるんだ。それが彼のプレースタイルであり、その意味で彼は世界の誰にでも勝てるレベルを持っていると思う。おめでとう。彼は素晴らしいプレーをしているし、残りの試合でもベストを尽くしてほしい」

また、ナダルはスペインテニス界の世代交代についても言及した。

「彼は昨日が誕生日で、まだ19歳だ。僕は36歳。予想外のことは何もなく、ただ冷静に安心して、自然に受け入れることができるよ」

なお、勝利したアルカラスとジョコビッチのシングルス準決勝はマノロ・サンタナ・スタジアムの第2試合に組まれており、試合は日本時間7日の23時(現地7日の16時)以降に開始予定となっている。