マッテオ・ベレッティーニ
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男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は12日、シングルス決勝が行われ、第2シードのM・ベレッティーニ(イタリア)が元世界ランク1位のA・マレー(イギリス)を6-4, 5-7, 6-3で破り、今季初のツアー優勝を果たすとともに2019年以来3年ぶりに同大会を制した。試合後の会見では「自分を誇りに思う」と述べた。

3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)以来 約3か月ぶりのツアー復帰となった世界ランク10位のベレッティーニ。今大会では初戦となった2回戦で同121位のR・アルボット(モルドバ)、準々決勝で第6シードのL・ソネゴ(イタリア)、準決勝で同61位のO・オッテ(ドイツ)を破って勝ち上がりを決めた。

この試合、ベレッティーニが第3ゲームで最初のブレークに成功し、3ゲームを連取。このリードを守りきり第1セットを先行する。しかし、第2セットでは序盤からキープが続くと第12ゲームでブレークを許しセットカウント1−1に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、ベレッティーニは第1ゲームからブレークに成功。第9ゲームでもブレークを奪い、2時間40分の激闘の末に勝利した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにベレッティーニのコメントを掲載し「信じられないよ。(タイトルを獲得することは)もちろん目標ではあったけど、本当に、本当に厳しいものだと思っていた」と語った。

「ベストなテニスができたとは思っていないけど、だからこそ、自分を誇りに思えるんだ。精神的にとてもタフだった。一生懸命戦ったし、これはとても意味のあることだ」

なお、勝利したベレッティーニは昨年のシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)以来、約1年ぶりキャリア通算6度目のツアータイトル獲得となり、芝コート3回目のタイトルとなった。

一方、敗れたマレーは2019年のヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)以来、約2年半ぶりのツアータイトル獲得とはならなかった。