(左から)ジョコビッチとキリオス
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日に男子シングルス決勝が行われ、世界ランク40位のN・キリオス(オーストラリア)は第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に6-4,3-6,4-6,6-7 (3-7)の逆転で敗れ、四大大会初の優勝とはならなかった。試合後には「グランドスラム決勝で史上最高の選手の1人と戦った」と話した。

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決勝戦の第1セット、キリオスは7本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得。ウィンブルドンで3連覇中のジョコビッチ相手に1度もブレークチャンスを与えることなく先行する。

しかし、第2セット以降はラリー戦やサービスのリターンでキリオスに対応し始めたジョコビッチに対し苦戦。第2セットでは4度のブレークチャンスを決め切れずに落とすと、第3・第4セットではブレークチャンスを作ることができないまま3時間で逆転負けとなった。

27歳のキリオスは初の四大大会決勝の舞台。第1セットを先取し流れを掴んでいたものの、32度目の四大大会決勝を戦うジョコビッチに敗れる結果となった。

試合後の会見では「僕のレベルはそこそこだった。グランドスラム決勝で史上最高の選手の1人と戦ったからね。自信はあった。第1セットでは、まるで決勝に何度も出場しているようなプレーができた。プレッシャーにうまく対処できたと思うよ」と語った。

「今年1年、自分の心に火がついたような気がするんだ。今年はたくさんの素晴らしい人たちに出会って、僕にさらなるモチベーションを与えてくれた。僕の背中を押してくれる人たち、一緒にいるのが大好きな人たち、そして、僕をもっといい人間に、もっといいテニスプレーヤーにするために後押ししてくれる人たちに出会えた。彼らは僕が計り知れない才能を持っていることに気づき、このスポーツでもっと多くのことをしなければならないと感じている」

また、自身を破り四大大会21個目のトロフィーを獲得したジョコビッチについて「彼は多くの経験を持っていると感じたよ。この大会で4回連続で優勝しているんだ。4連覇だよ。そのような経験を積んでいる。前にもここに来たことがあると自分に言い聞かせることができる。自信と自分への信頼は、彼が何度も達成しているような達成感によってのみ得られるもの。彼が毎日、特にウィンブルドンではどれだけ自信を持って歩いているか想像できるんだ」と述べた。

「今日は、僕自身をうまくコントロールできたと思うよ。でも、彼はより多くのボールをプレーして、コート入れることができたんだ。惜しくも敗れてしまったけど、満足しているよ」