ウィンブルドンでのクレッシー
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世界ランク41位のクレッシーはこの日、過去4度(2019、2017、2012、2011)同大会を制しているイズナー相手に、第6・第8ゲームでブレークを奪って4ゲームを連取。第1セットを先行するも、第2セットでは第5ゲームでブレークを許し1セットオールに。それでもファイナルセット、クレッシーは終盤にイズナーのサービスを破って2時間近くの戦いを制した。
勝利したクレッシーは第3シードのA・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。ブブリクは世界ランク102位のJ・クブラー(オーストラリア)を6-3, 6-2のストレートで破り、2019年以来2度目の決勝戦進出を決めた。
男子プロテニス協会は試合後、クレッシーのコメントを公式サイトで紹介。
「彼(イズナー)は、第2セットからサーブの調子を完全に上げてきて、さらに多くのエースを打ってきた。間違いなくレベルの高いプレーをしていた。僕はチャンスが来てから、運良くそのうちの1つをつかめた」
なお、クレッシーが決勝へ進出するのは、先月のロスシー・インターナショナル(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)やメルボルン・サマー・セット1(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)に続き、今季3度目となる。