(左から)シナーとアルカラス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)は7月31日にシングルス決勝が行われ、第2シードのJ・シナー(イタリア)が第1シードのC・アルカラス(スペイン)を6-7 (5-7),6-1,6-1の逆転で破って今季ツアー初優勝を果たすとともに、シングルスキャリア通算6勝目を飾った。

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20歳のシナーと19歳のアルカラスの対戦となった決勝戦、第1セットでは互いにサービスゲームをキープし続けタイブレークに突入。一進一退の攻防が続く中、最後はシナーのハーフボレーがネットにかかり、ミニブレークされるかたちで先行を許した。

第2セットでは第1セットと変わり、互いにブレークチャンスを握り合う展開に。シナーは計8度のブレークチャンスを与えるもこれをすべて凌ぐ粘りを見せ、特に第2ゲームでは6つのブレークポイントを守り切った。リターンゲームでは5度のブレークチャンスのうち3度決め、セットカウント1−1に追いついた。

ファイナルセット、シナーはファーストサービスが入ったときに92パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度ブレークチャンスを与えたがキープすると、第4・第6ゲームでブレークに成功。そのリードを守り、2時間25分の熱戦をものにした。

男子プロテニス協会のATP公式サイトには昨年10月のヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)以来のタイトルを獲得したシナーのコメントが掲載された。

「もちろん、とてもうれしいよ。でも、毎回より良いプレーをするために、より良いプレーヤーになるために、より良い人間になるために努力してきた。ようやくトロフィーを掲げることができてとてもうれしい。でも、まだまだ改善しなければならないことがたくさんあることもわかっている。すべては、その過程なんだ」

「(第2セット第2ゲームのブレークポイントを凌いだ場面)あれは重要なポイントだったね。あそこは守らないといけないってわかっていたんだ。彼(アルカラス)はアンフォーストエラーもあったし、あのゲームに勝てたことはとてもハッピーだったよ。その後、うまくリターンして少しレベルを上げた。その時に解決策を見つけたと思う」

一方、敗れたアルカラスは昨年王者として今大会に参戦したが、前週のハンブルグ・ヨーロピアンオープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)に続きツアー2週連続の準優勝となった。