今季躍進のツェン・チュンシン、エンゼルス 大谷翔平
画像提供:ゲッティイメージズ

8日に開幕する21歳以下の最終戦 インテーザ・サンパオロ Next Gen ATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)に初出場をする世界ランク90位のツェン・チュンシン(台湾)のインタビューが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、同大会への意気込みや野球が大好きなこと、そしてMLBのロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平を尊敬していることを語った。

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今シーズン、世界ランク188位からスタートした現在21歳のツェン。ツアー下部大会のATPチャレンジャーで2度の優勝と1度の準優勝を飾り、グランドスラムでは4大会すべてで本戦出場を果たす。

ツアー大会では8月のアビエルト・デ・テニス・ミフェル(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)でマッチ初勝利を挙げると、その後も同月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)、9月のユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)でも1回戦を突破。

10月の楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)ではN・キリオス(オーストラリア)に初戦敗退を喫するも、主戦場をツアー大会へ移しつつあり、21歳以下の選手で年間の大会獲得ポイント上位8選手が出場できるNext Gen ATPファイナルズへの出場権を手にした。

台湾出身のツェンは学生時代から野球が好きだったことを明かし、「今は毎日(野球の)ハイライトを追いかけているよ。 野球を見るのがとても好きで、投げるのも好きなんだ」と語る。

「練習前に必ず(キャッチボールを)やっている。肩のウォーミングアップにもなるしね。僕のサーブと動きが似ているので、サーブがうまくできるようにもなったんだ」と、練習に取り入れていることを明かした。

また大谷翔平のファンであることを明言し、「僕にとって(大谷をフォローすることは)信じられないことなんだ。僕は本当に彼を尊敬していて(彼に関する)本を読んで、どこを改善すれば彼のようになれるか、彼から学ぼうとしている」と語った。

「彼はとても努力をしたと思う、それはまず間違いない点だ。若い頃から大きな目標を持っていて、計画を立てるのが得意なんだ。彼の頭の中には良いプランがたくさんあって、それを貫いているからこそ、トップに立てるんだと思う」

初出場のNext Gen ATPファイナルズについては、「若い優秀な選手を集めて競争させるのはいいことだと思う」とコメント。

「(試合形式が)4ゲーム、5セットしかやらないから、早く慣れて良い状態で試合に臨めるようにならないとね」

そして現在のランキング、今後の意気込みを語った。「280〜300位に2〜3年は留まっていたんだ。僕にとってタフ(な時期)だった。でも去年の11月から今に至るまで、突然100位以内に入ることができたんだ。 その時は、まさかこんなにに早く上がれるとは思っていなかったので、とても驚いた。そのときから今に至るまで、信じられないよ」

「コート上で戸惑い、間違った判断をしてしまい、うまくいかない時期もあった。でも僕はただ毎日一生懸命に努力して、自分を向上させようと努力し続けるだけだ。それが僕をトップレベルに導いてくれると信じているから」

Next Gen ATPファイナルズは4名ずつが予選ラウンドロビンを戦い、上位2名ずつが準決勝に駒を進める。2022年大会の予選ラウンドロビンの組み合わせは以下の通り。

【グリーングループ】
H・ルーネ(デンマーク)
B・ナカシマ(アメリカ)
J・レヘチカ(チェコ)
F・パッサーロ(イタリア)

【レッドグループ】
L・ムセッティ(イタリア)
J・ドレイパー(イギリス)
ツェン・チュンシン
D・ストリッカー(スイス)