優勝を飾ったジョコビッチ
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男子テニスのツアー最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は20日、シングルス決勝が行われ、第7シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのC・ルード(ノルウェー)を7-5, 6-3のストレートで破り、R・フェデラー(スイス)に並ぶ史上最多タイの6度目の優勝を飾った。

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Nitto ATPファイナルズは年間の獲得ポイント上位8名のみが出場できる大会。昨年は第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)が第2シードのD・メドベージェフを6-4, 6-4のストレートで破り、2018年以来3年ぶり2度目の優勝を果たした。

13日から18日にかけて行われた予選ラウンドロビンの結果、グリーングループは1位がルード、2位がT・フリッツ(アメリカ)、レッドグループは1位がジョコビッチ、2位がA・ルブレフとなり、この4名が決勝進出をかけて19日の準決勝に臨むこととなった。

19日に行われた準決勝ではジョコビッチがフリッツを7-6(7-5), 7-6(8-6)のストレートで下し、フェデラーの記録に並ぶ通算6度目の優勝に王手をかけた。一方、ルードはルフレフを6-2,6-4のストレートで撃破。大会初優勝まであと一歩に迫った。

両者は過去3度対戦し、ジョコビッチの3連勝中。直近では今年5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)準決勝で、ストレート勝ちをおさめた。また、過去3試合でジョコビッチは未だ1セットも落としていない。

決勝戦、第2ゲームで2度のブレークポイントを握ったジョコビッチだったが、ここはルードのサービスに苦しみ決め切れず。積極的にネットプレーを試みるジョコビッチはその後も1度ブレークチャンスがあったものの互いにサービスゲームをキープして終盤へ。6−5で迎えた第12ゲーム、タイブレークに突入するかと思われたが、ジョコビッチがこの日4度目のブレークポイントとなるセットポイントを決め52分で先行する。

第2セット、徐々に押し込む展開が増えたジョコビッチは第4ゲームでルードを左右に振り回し体勢を崩しブレークに成功。そこから主導権を握るとウィナーの本数も上がり試合を支配。接戦となった第1・第2セットだが、結果的に1度もブレークチャンスを与えることなく、最後はサービスエースで締めて1時間34分で勝利した。

ジョコビッチはルードに対し4戦全勝。未だ1セットも落とすことなく圧倒する成績を残している。

一方、ルードは2年連続2度目のATPファイナルズで初の決勝進出となったが、栄冠を勝ち取ることはできなかった。