東レPPO2022での土居
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は9日から男女のシングルス予選が開始。初日には女子世界ランク172位の土居美咲が登場し、同215位のA・イーラ(フィリピン)を4-6, 7-6 (7-1), 6-3の逆転フルセットで破り、予選2回戦進出を果たした。

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3試合に勝利すると、16日に開幕する本戦に出場できるこの予選。土居は2度のブレークを許し第1セットを落とすと、第2セットでも第3ゲームで先にブレークを許す苦しい展開に。第4ゲームでブレークバックに成功するが、第5・第7ゲームでさらにリードを許しゲームカウント2-5と崖っぷちに追い込まれる。しかし、そこから驚異の粘りを見せた土居は4ゲームを連取しタイブレークへ。これを制して土壇場からセットカウント1−1に追いつく。

ファイナルセットでは第3ゲームでブレークを奪い、この試合で始めてリードすると第9ゲームでは勝利を決めるブレークに成功。14本のウィナーを放つなどブレークを許さず2時間37分のタフマッチをものにした。

7年連続9度目の全豪オープン本戦出場を狙う土居は予選2回戦で第14シードのL・ピガッシ(ブラジル)と対戦する。

全豪オープン予選には土居のほかに日比野菜緒、本玉真唯、内藤祐希の3名が出場。男子では綿貫陽介、内田海智、野口莉央、杉田祐一の4名が参戦する。

本戦には男子で西岡良仁とダニエル太郎、女子では内島萌夏がワイルドカード(主催者推薦)で出場する。

また、大坂なおみは8日に欠場を発表している。