日比野菜緒(ASBクラシック)
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は9日から男女のシングルス予選が開始。初日には女子世界ランク139位で予選第32シードの日比野菜緒が登場し、同161位のL・キリコ(アメリカ)を7-6 (7-3), 2-6, 7-6 (10-5)のフルセットで破り、予選2回戦進出を果たした。

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3試合に勝利すると、16日に開幕する本戦に出場できるこの予選。第1セットでは互いに2度のブレークを奪い合いタイブレークに突入。3度のミニブレークに成功し、先行する。しかし、続く第2セット、第1ゲームでいきなりブレークを許すと第5ゲームで2度目のブレークを奪われ、1セットオールとされる。

迎えたファイナルセット、第1・第2ゲームで互いに1度ずつブレーク。その後はサービスキープが続き10ポイントのタイブレークに突入。日比野は4-5とリードされるも、ここから6ポイントを連取し、2時間27分の激闘を制した。

7年連続の本戦出場を狙う日比野は予選2回戦で世界ランク151位のM・ビョークルンド(スウェーデン)と対戦する。ビョークルンドは1回戦で同289位のE・レインゴルトを7-5, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には女子世界ランク172位の土居美咲が同215位のA・イーラ(フィリピン)を4-6, 7-6 (7-1), 6-3の逆転フルセットで破り、予選2回戦進出に駒を進めている。

全豪オープン予選には土居、日比野のほかに本玉真唯、内藤祐希が出場。男子では綿貫陽介、内田海智、野口莉央、杉田祐一の4名が参戦する。

本戦には男子で西岡良仁とダニエル太郎、女子では内島萌夏がワイルドカード(主催者推薦)で出場する。

また、大坂なおみは8日に欠場を発表している。