シティOPでの綿貫
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3試合に勝利すると16日に開幕する本戦への出場権が獲得できるこの予選。3度目の本戦出場を狙う綿貫はこの試合、13本のウィナーを放ち、ファーストサービスが入ったときには92パーセントの高い確率でポイントを獲得。リターンゲームでは1度のブレークに成功し、43分で先行する。
続く第2セット、1度もブレークチャンスを与えなかった綿貫は、序盤で5ゲーム連取に成功し、1時間14分で快勝した。
勝利した綿貫は予選2回戦で世界ランク195位のM・ククシュキン(カザフスタン)と対戦する。ククシュキンは予選1回戦で同157位のJ・ダックワース(オーストラリア)を7-5, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
今回の予選には男子で綿貫のほかに内田海智、野口莉央、杉田祐一が、女子では日比野菜緒、本玉真唯、内藤祐希、土居美咲の計8名の日本勢が出場。9日に行われた予選1回戦では、日比野、本玉、土居の3名が初戦を突破したものの、内田と内藤は敗れている。
10日には綿貫のほかに野口と杉田が初戦を突破。日本勢は6名が予選2回戦へ駒を進めた。
また、16日に開幕する本戦には、男子は世界ランク33位の西岡良仁と同95位のダニエル太郎、女子は同118位の内島萌夏がワイルドカード(主催者推薦)で出場することが決まっている。