優勝を飾ったメドベージェフ
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前週のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)で今季初の優勝を飾っていたメドベージェフは今大会、準決勝で第2シードのF・ オジェ アリアシムをストレートで下し決勝に進出。
一方、元世界ランク1位のマレーは世界ランク52位のJ・レヘチカ(チェコ)をフルセットで破りタイトルに王手をかけていた。
決勝戦、メドベージェフは6本のサービスエースを放つも6本のダブルフォルトを犯すなどサービスの安定感を欠く。計7度のブレークチャンスをマレーに与えるも、ストロークで粘り2度のブレークに抑えた。
リターンゲームではマレーのセカンドサービスからチャンスを見出し、8度のブレークポイントのうち4つを決め切る決定力を見せ、1時間46分で勝利した。
メドベージェフは今回の優勝により、27日に更新される世界ランクでR・ナダル(スペイン)を抜き7位へ浮上する。また、今季マッチ14勝2敗としたほか、これまで獲得してきた17個のタイトルのうち16個がハードコートでのものになった。
敗れたマレーはツアー47度目の優勝まであと一歩に迫っていたが、惜しくもタイトル獲得とはならなかった。