エチェベリー(先月のアルゼンチンOP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのチリ・ドーブ・メンケア・オープン(チリ/サンティアゴ、クレー、ATP250)は2日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク76位のT・マルティン・エチェベリー(アルゼンチン)が第2シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)を6-3, 3-6, 6-3のフルセットで破り、ツアー大会では自身2度目のベスト8進出を果たした。

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23歳のエチェベリ―は今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で初戦突破。2回戦でJ・シナー(イタリア)にストレートで敗れたもののグランドスラム初白星を飾った。

その後、2月のコルドバ・オープン(アルゼンチン/コルドバ、レッド クレー、ATP250)では初戦敗退となったものの翌週のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)ではツアー大会で自身初となるベスト8進出を決めた。

2年連続の本戦出場となった今大会では1回戦で世界ランク82位のF・フォニーニ(イタリア)を6-1, 7-6 (7-1)のストレートで下し大会初白星を飾るとともに初戦を突破した。

世界ランク32位のセルンドロとは初対戦となったこの日の第1セット、エチェベリーはファーストサービスが入ったときに93パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度もブレークチャンスを与えず、リターンゲームでは第4ゲームでブレークに成功し先行する。

しかし、続く第2セット、反撃に出たセルンドロが第1ゲームから4ゲームを連取。第5ゲームで1度のブレークバックに成功するもその後はブレークを返せず、セットカウント1−1に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、エチェベリーは第2ゲームでブレークに成功。その後はサービスキープが続くと第8ゲームでマッチポイントとなるブレークポイントを3度掴む。これを活かせなかったもののサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームをキープし、2時間28分の激闘を制した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにエチェベリーのコメントを掲載し「彼(セルンドロ)は、ツアーの中でも人生でも最高の友人の1人だよ。僕にとっては信じられないような試合だった。友人とプレーするのは難しいので、プレッシャーを感じながらスタートしたと思う。僕たちはお互いのことをよく知っているからね」と語った。

勝利したエチェベリーは準々決勝で世界ランク75位のD・ラヨビッチ(セルビア)と対戦する。ラヨビッチは2回戦で予選を勝ち上がった同108位のJ・セルンドロ(アルゼンチン)を6-2, 2-6, 7-6 (7-2)のフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には第3シードのS・バエス(アルゼンチン)と第6シードのL・ジェレ(セルビア)が8強に駒を進めている。

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