トミー・ポール
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は3日、シングルス準決勝が行われ、第7シードのT・ポール(アメリカ)が第3シードのT・フリッツ(アメリカ)を6-3, 6-7 (2-7), 7-6 (7-2)のフルセットで破り、大会初の決勝進出を決めた。

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25歳のポールは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ではベスト4に進出。また先月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)ではベスト8進出を果たしている。

ポールは同大会に5度目の出場で、2020年と2022年ではベスト8進出を果たした。今大会は1回戦で世界ランク90位のE・ゴメス(エクアドル)を6-1, 7-6 (7-4)、2回戦で同86位のM・モウ(アメリカ)と対戦したがモウの棄権により、ポールは準々決勝に進出。準々決勝では同62位のM・マクドナルド(アメリカ)を6-2, 6-2のストレートで下し、ベスト4に進出した。

この日の第1セット、お互いにサービスキープが続くもポールは第5ゲームから3ゲーム連取に成功し、46分で先行する。続く第2セット、両者は2度ずつのブレークを奪い合うとタイブレークに突入。ポールはタイブレークで4度のミニブレークを許し、1時間9分で1セットオールに追いつかれる。

迎えたファイナルセット、ポールは序盤で2ゲーム連取に成功したものの、第6ゲームでブレークバックを許す。その後の第12ゲームで、2度のマッチポイントを凌ぎ再びタイブレークに。ポールはタイブレークに入ると5ポイントを連取し、3時間25分で勝利した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはポールのコメントが掲載されている。

「これ以上ないほどうれしいよ。明日、少しでも体の調子が良くなるのが楽しみだ。今年の目標はランキングを上げ、より多くのトロフィーを獲得すること。ツアーではシングルスとダブルスで1つしかトロフィーを持っていないんだ」

「トロフィーは決勝に進まないと手に入らないので、明日もいい試合をして優勝トロフィーを手に入れたい」

勝利したポールは決勝で第8シードのA・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ・ミノーは準決勝で第4シードのH・ルーネ(デンマーク)を3-6, 7-5, 6-2の逆転で下し決勝進出を決めた。

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