全豪OPでのヴァンアッシュ
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ヴァン・アッシュは昨年12月のマイア・オープン(ポルトガル/マイア、クレー、ATPチャレンジャー)でチャレンジャー大会初優勝を飾り、今季からはツアーレベルで予選や本戦に出場している。
今大会は準々決勝で第8シードのJ・ロディオノフ(オーストリア)、準決勝で第1シードのA・リンデルクネシュ(フランス)らを破り決勝に進出。世界ランク89位のアンベールとの戦いとなった。
第1セットでは第1ゲームで5度のブレークチャンスを生かしきれなかったヴァン・アッシュだが、互いにブレークが生まれないなか迎えたタイブレークでは3度のミニブレークに成功し先取。しかし、第2セットでは第7ゲームでブレークを許し追いかける展開となる。直後の第8ゲームでは2度のブレークバックのチャンスがあったものの、これを決め切れず。セットカウント1−1に追いつかれた。
ファイナルセット、第1・第3ゲームとブレークされゲームカウント0−3と苦しい展開となったが、第4・第6ゲームとたて続けにブレークに成功しイーブンに。5−4で迎えた第10ゲームではマッチポイントとなるブレークポイントを握ったが追いつかれ再びタイブレークに突入した。
タイブレークでは先にミニブレークされ2−4とリードされたヴァン・アッシュは2度のマッチポイントを握られ崖っぷちに。しかしこれを凌ぐと、4−6から4ポイントを連取し8−6で勝利。3時間56分の激闘を制し、チャレンジャー大会2勝目をあげた。
一方、敗れたアンベールは先月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)1回戦の試合中に負った右脚の筋断裂からの復帰戦となったが、4試合に勝利するなどポジティブな結果となった。