会場で練習するアンディ・マレー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク55位のA・マレー(イギリス)は6日、8日に開幕するBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)に向けて会場でトレーニングを行っている。

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35歳のマレーは今季、開幕戦となった1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)では初戦敗退となったものの、続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2試合 合計10時間34分の試合を勝ち抜き3回戦進出。しかし、R・バウティスタ=アグ(スペイン)に敗れ16強入りとはならなかった。

それでも先月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)ではA・ズベレフ(ドイツ)、L・ソネゴ(イタリア)らを下し決勝進出。決勝では第3シードのD・メドベージェフに敗れ、ツアー47度目の優勝とはならなかったものの、調子を上げていた。

しかし、前週のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)を股関節の負傷に欠場。今回、復帰したマレーはBNPパリバ・オープンの会場で練習する様子が公開されている。

マレーがBNPパリバ・オープンに出場するのは3年連続15度目。2009年には4度目の出場で初の決勝進出を果たしたものの、当時世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)に1-6, 2-6のストレートで敗れ準優勝。これが同大会での最高成績となっている。

今大会の1回戦でマレーは世界ランク61位のT・マルティン・エチェベリー(アルゼンチン)と顔を合わせる。両者はこの試合が初の顔合わせ。

なお、本戦の第1シードはC・アルカラス(スペイン)、第2シードはS・チチパス(ギリシャ)、第3シードはC・ルード(ノルウェー)、第4シードはT・フリッツ(アメリカ)、第5シードはメドベージェフ、第6シードはA・ルブレフ、第7シードはH・ルーネ(デンマーク)、第8シードはF・オジェ アリアシム(カナダ)。シード勢は1回戦免除のため2回戦からの登場となる。

世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)と同9位のナダルは欠場が発表されている。