敗退したルバキナ
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女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は28日にシングルス2回戦が行われ、第7シードのE・ルバキナ(カザフスタン)が世界ランク62位のA・カリンスカヤに5-7, 6-4, 2-6のフルセットで敗れ、2大会連続の2回戦敗退となった。

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23歳のルバキナは今シーズン、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)で準優勝。BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)ではタイトルを獲得している。

しかし、先週行われたポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)では腰を負傷し、2回戦で途中棄権をしていた。

この日の第1セット、ルバキナはファーストサービス時に80パーセントの確率でポイントを獲得したカリンスカヤからブレークポイントを奪えずにいると、サービスゲームでは第11ゲームで3度目のブレークポイントをものにされ48分で先行される。

続く第2セットは、5本のダブルフォルトを犯したカリンスカヤのサービスゲームをルバキナが2度ブレークし、1セットオールに追いつく。

しかしファイナルセット、ルバキナはサービス時のポイント獲得率が48パーセントに留まりカリンスカヤに2度のブレークを許す。カリンスカヤのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームで3度目のマッチポイントを獲得されたルバキナは2時間13分で敗れ、クレーコートシーズンに入り2大会連続の2回戦敗退となった。

勝利したカリンスカヤは3回戦で世界ランク33位のP・マルティッチ(クロアチア)と対戦する。マルティッチは2回戦で同128位のL・シゲムンド(ドイツ)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)、第3シードのJ・ペグラ(アメリカ)、第8シードのD・カサトキナらが3回戦進出を決めている。



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