ズベレフとアルカラス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク16位のA・ズベレフ(ドイツ)は2日にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新。同日に行われたムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)のシングルス4回戦、C・アルカラス(スペイン)との試合を振り返った。

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ズベレフがムチュア・マドリッド・オープンに出場するのは6度目であり、2018年・2021年に優勝、2022年に準優勝を飾っている。第13シードとして出場した今大会、2回戦で世界ランク53位のR・カルバレス バエナ(スペイン)を逆転で下すと、3回戦では同128位のH・グルニエ(フランス)をストレートで下して勝ち上がった。

アルカラスとは5度目の対戦で、ズベレフの3勝1敗。昨年の同大会決勝でも対戦しており、そのときはアルカラスが6-3, 6-1で快勝し優勝を飾った。一方、その約3週間後に行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の準々決勝では、ズベレフが6-4, 6-4, 4-6, 7-6 (9-7)で勝利しており、この試合以来の対戦となった。

この日、4度のダブルフォルトを犯したズべレフはファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が55パーセントに留まる。アルカラスに試合を通して4度のブレークを許すとリターンゲームでは1度もブレークチャンスを掴めず、1時間22分で敗れた。

試合後にインスタグラムを更新したズべレフは「(今後も)浮き沈みのあるプロセスになるだろう。アルカラスは世界最高の選手の1人で、今の僕とはレベルが違う。彼は素晴らしいプレーをした。また近いうちに、より競争力のある試合で会えることを期待しているよ」とコメントしている。

昨年の同大会で準優勝を果たしていたズベレフはこの敗戦により、大きくポイントを落とすことになった。また、昨年の全仏オープンで負った怪我の影響で、全仏オープン以降公式戦に出場しなかったこともあり、来週更新される世界ランキングで2017年5月以来 約6年ぶりに世界ランキングでトップ20から陥落することが決まった。

一方、勝利したアルカラスは準々決勝で第10シードのK・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは4回戦で第5シードのA・ルブレフを7-6 (10-8), 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第4シードのS・チチパス(ギリシャ)、第17シードのB・チョリッチ(クロアチア)、世界ランク99位のジャン・ジジェン(中国)、ラッキールーザーで本戦入りした同65位のJ・シュトルフ(ドイツ)と同92位のD・アルトマイアー(ドイツ)、予選を勝ち上がった同121位のA・カラツェフが8強に駒を進めている。

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