アスラン・カラツェフ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、ドクレー、ATP1000)は4日にシングルス準々決勝が行われ、予選から出場している世界ランク121位のA・カラツェフが同99位のジャン・ジジェン(中国)を7-6 (7-3), 6-4のストレートで破り、「ATPマスターズ1000」初のベスト4進出を果たした。

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カラツェフは3つのツアータイトルを獲得しており、昨年には自己最高14位という記録を残したものの、昨シーズン後半から徐々にランクを落とし、現在は121位となっている。

今大会、1回戦でL・ジェレ(セルビア)、2回戦で第23シードのB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)、3回戦でA・デ ミノー(オーストラリア)、4回戦で第2シードのD・メドベージェフを破って8強へ駒を進めた。

この日の第1セット、両者は1度もブレークを許すことなくタイブレークに突入。タイブレークに入ると、カラツェフは3度のミニブレークに成功し、1時間1分で先行する。

続く第2セット、第1ゲームでカラツェフがこの試合唯一のブレークに成功し、そのままリードを保って、1時間41分で試合を終えた。

勝利したカラツェフは準決勝で第4シードのS・チチパス(ギリシャ)と世界ランク65位のJ・シュトルフ(ドイツ)のどちらかと対戦する。



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