イガ・シフィオンテク
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は4日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第12シードのV・クデルメトバを6-1, 6-1のストレートで破り、大会初制覇に王手をかけた。

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前週のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)でA・サバレンカを破って優勝を飾り、今大会に臨んでいる世界ランク1位のシフィオンテク。昨年はマッチ23連勝で4大会連続優勝を達成した後、疲労の蓄積による右肩の負傷を理由に、ムチュア・マドリッド・オープンを欠場していた。

2年ぶりの出場となった今大会、シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク92位のJ・グラバー(オーストリア)、3回戦で第28シードのB・ペラ(アメリカ)、4回戦で第16シードのE・アレクサンドロワ、準々決勝で第27シードのP・マルティッチ(クロアチア)を下し、ベスト4進出を果たした。

この日の第1セット、シフィオンテクはファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得。リターンゲームでは第2・第6ゲームでブレークに成功し、先行する。続く第2セットでは第2ゲームから6ゲームを連取し、1時間19分で勝利した。

勝利したシフィオンテクは決勝戦、第2シードで世界ランク2位のサバレンカと対戦する。サバレンカは準決勝で第9シードのM・サッカリ(ギリシャ)を6-4, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。

両者は8度目の顔合わせでシフィオンテクの5勝2敗。直近では前週のポルシェ・テニス・グランプリ決勝で対戦しており、その時はシフィオンテクがサバレンカを6-3, 6-4のストレートで下し、大会2連覇を飾っている。



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