優勝を果たしたサバレンカ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は6日、シングルス決勝が行われ、第2シードのA・サバレンカが第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)を6-3, 3-6, 6-3のフルセットで破り、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に続く今季3勝目を飾った。

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世界ランク2位で24歳のサバレンカは今季、1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)と全豪オープンで優勝。その後、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)では準優勝、翌週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)では8強入り。4月末のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)では決勝でシフィオンテクに屈したものの準優勝した。

約2週間ぶりの再戦となった決勝戦、第1セットでサバレンカはファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得しシフィオンテクに1度もブレークチャンスを与えないプレーを披露。リターンゲームでは4度のブレークポイントを握り、そのうち1度ブレークに成功し先行する。

第2セットでも主導権を手にしていたサバレンカは6度のブレークチャンスを創出したものの、シフィオンテクの粘りの前に1度しかブレークを奪えず。逆にサービスゲームでは2度のチャンスを与えいずれもブレークを許すなどセットカウント1−1に追いつかれた。

ファイナルセット、一進一退の攻防が繰り広げられるなかサバレンカはシフィオンテクのセカンドサービスから攻勢に出てポイントを量産。2度のブレークに成功し2時間26分のシーソーゲームをものにして前回のリベンジを果たした。

ツアー13勝目をあげたサバレンカのコメントが大会公式サイトに掲載されている。

「イガ(シフィオンテク)はいつも私を限界まで追い詰めてくれる。今シーズンももっと対戦できることを望んでいるわ」

両者の対戦成績はこれでサバレンカからみて3勝5敗となった。



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