内山靖崇(画像は2022年)
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30歳の内山は4月のソウル・チャレンジャー(韓国/ソウル、ハード、ATPチャレンジャー)で予選から出場。J・ダックワース(オーストラリア)やD・クドラ(アメリカ)らを破りベスト4に進出して今週更新の世界ランクでは37上げて240位に浮上した。
一方、26歳のチョンは背中や腰の負傷で2020年の全仏オープン(フランス/パリレッドクレー、グランドスラム)の予選以降シングルスの出場はなく、昨年9月のユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)で、ダブルスの復帰を果たした。チョンはソウル・チャレンジャーでシングルス復帰を果たしたものの、1回戦で敗れている。
一緒に練習を行うなど親交のある両者の対戦となったこの日、第5ゲームで先にブレークを許した内山だが、第6・第8ゲームと続けてブレークに成功し逆転。第1セットを先取する。
第2セットでは互いにチャンスを作りながらも決定的なポイントを獲得できないままタイブレークへ。序盤は3−1とリードしていた内山だったがそこから6ポイント連取を許しセットカウント1−1に追いつかれた。
両者トイレットブレイクを経て仕切り直しとなったファイナルセット、第1ゲームで2度のブレークチャンスを凌いだ内山が主導権を奪い返し第6ゲームでブレークに成功。このゲームでは4度目のブレークチャンスをものにした。5−2で迎えた第8ゲーム、リターンの内山はベースラインからのストロークでチョンを押し込みマッチポイントを握る。最後はチョンのフォアハンドがネットにかかり、2時間34分の熱戦を制した。
内山は2回戦で第5シードのR・ヒジカタ(オーストラリア)と世界ランク272位のO・ジャシカ(オーストラリア)のどちらかと対戦する。
敗れたチョンは復帰2戦目を白星で飾ることはできなかった。
また、同大会には日本勢も多く参戦しており、予選から望月勇希と徳田廉大、守屋宏紀が本戦入り。本戦ストレートインとして第7シードに内田海智、島袋将、清水悠太が出場している。
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