日比野菜緒(画像はASBクラシック2023)
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は9日、シングルス予選決勝が行われ、予選第12シードで世界ランク118位の日比野菜緒が世界ランク171位のS・ベイレック(チェコ)を3-6, 7-6 (7-1), 6-2の逆転で破り、本戦入りを決めた。

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先月の第24回 かしわ国際オープンテニストーナメント(千葉県柏市/吉田記念テニス研修センター、ハード、ITF)で優勝を飾った28歳の日比野。その後もITF大会に3度出場し、ベスト8、初戦敗退、2回戦敗退の成績をおさめ今大会の予選に臨んだ。

予選1回戦では世界ランク153位のK・ムラデノビッチ(フランス)と対戦したが、6-2, 1-0とした時点でムラデノビッチが途中棄権し本戦入りに王手をかけた。

予選決勝、日比野は昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ジュニアでシングルス4強、ダブルスでは優勝を飾っている17歳のベイレックに対し2度のブレークを許して先行される。第2セットは2度ずつのブレークを奪い合いタイブレークに入るも7-1と圧倒した日比野がセットカウント1−1に追いつく。

ファイナルセット、ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率で79パーセントを記録した日比野はベイレックに1度もブレークを許さず。リターンゲームでは2度のブレークを奪い2時間1分で逆転勝ちをおさめた。

本戦入りを決めた日比野は1回戦で世界ランク59位のA・ボグダン(ルーマニア)と対戦する。この試合の勝者は2回戦で第5シードのC・ガルシア(フランス)と顔を合わせる組み合わせ。



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