日比野 菜緒
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は10日にシングルス1回戦が行われ、世界ランク118位の日比野菜緒は同59位のA・ボグダン(ルーマニア)に5-7, 0-6のストレートで敗れ、2回戦進出を逃した。

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先月の第24回 かしわ国際オープンテニストーナメント(千葉県柏市/吉田記念テニス研修センター、ハード、ITF)で優勝を飾った28歳の日比野。その後もITF大会に3度出場し、ベスト8、初戦敗退、2回戦敗退の成績をおさめ今大会の予選に臨んだ。

予選1回戦では世界ランク153位のK・ムラデノビッチ(フランス)と対戦したが、6-2, 1-0とした時点でムラデノビッチが途中棄権、2回戦では同171位のS・ベイレック(チェコ)を3-6, 7-6 (7-1), 6-2の逆転で破り、本戦入りを決めた。

この試合の第1セット、日比野は第2ゲームでブレークを許したものの第7ゲームでこの日初めてのブレークポイントをものにしブレークバックに成功する。しかし第12ゲームで再びボグダンにブレークを許し55分で先行される。

続く第2セット、ファーストサービス時に91パーセントという高い確率でポイントを獲得したボグダンに対し日比野は1度もブレークポイントを握ることができず、逆に自身のサービスゲームではブレークポイントを4度与え3度のブレークを許し、1ゲームも奪うことができず1時間16分で敗れた。

勝利したボグダンは2回戦で第5シードのC・ガルシア(フランス)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、ガルシアは2回戦から登場する。



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