島袋将(楽天OP)
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男子テニスのKIA チュニス・オープン(チュニジア/チュニス、レッドクレー、ATPチャレンジャー)は18日にシングルス準々決勝が行われ、予選を勝ち上がった世界ランク234位の島袋将がワイルドカード(主催者推薦)で出場している同232位のA・ドゥガズ(チュニジア)を2-6, 7-5, 6-3の逆転で破り、ベスト4進出を果たした。

25歳の島袋は今シーズン、1月のバンコク・オープン3(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)でチャレンジャー大会初優勝。3月に行われた筑波大学MEIKEIオープンテニス(茨城県/つくば市、ハード、ITFフューチャーズ)では準優勝を果たすなどし、4月10日付の男子ATP世界ランキングでキャリアハイの233位を記録した。

今大会は、予選で2試合を勝ち抜き本戦入り。本戦1回戦では世界ランク222位のGA・オリヴィエリ(アルゼンチン)を、2回戦で同143位のT・バリオス ベラ(チリ)をいずれも逆転で下し、ベスト8に駒を進めた。

この試合の第1セット、島袋は4度のブレークチャンスを決められずいると、2度のブレークを許し32分で先行される。続く第2セット、序盤で3ゲーム連取に成功した島袋だったが、直後の第4ゲームから3ゲーム連取を許す。それでも、第11ゲームから再び2ゲームを連取し、54分で1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、両者互いに1度ずつブレークを奪うと、島袋は第7ゲームから3ゲームを連取し、2時間27分で勝利した。

勝利した島袋は準決勝で予選から勝ち上がった世界ランク210位のJ・デ・ヨング(オランダ)と対戦する。デ・ヨングは準々決勝で同172位のD・ジュムホール(ボスニア)を7-5, 4-6, 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。