初戦を突破した綿貫陽介
画像提供:ゲッティイメージズ

２８日に本戦が開幕するテニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は２３日にシングルス予選１回戦が行われ、日本勢の男子では予選第７シードの綿貫陽介が登場。世界ランク１８３位のＡ・ペレグリーノ（イタリア）と対戦したが、綿貫が第１セットを6-2で獲得したところでペレグリーノが棄権を表明し、予選２回戦に駒を進めた。

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３試合に勝利すれば本戦への出場権が手に入るこの予選。この試合の第１セット、第２ゲームで綿貫は先にブレークに成功するも、第５ゲームでブレークバックを許す。それでも第６ゲームをラブゲームでブレークすると、最後は第８ゲームでもブレークを果たし、6-2でこのセットを獲得。するとセット終了後に、ペレグリーノが棄権を表明したため、思わぬ形で綿貫が２回戦に駒を進めた。

綿貫は予選２回戦で世界ランク１９８位のＬ・ロコリ（フランス）と対戦する。

そのほか、予選１回戦には日本勢で世界ランク１５４位の内田海智と同２０５位の野口莉央、同２０７位の望月慎太郎が出場したが、初戦で姿を消している。

また、２８日に開幕する本戦には、世界ランク３２位の西岡良仁と同１１０位のダニエル太郎が出場を予定している。

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