ディミトロフ(マドリッドOP)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーヴ、レッドクレー、ATP250)は26日、シングルス準決勝が行われ、第4シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)が第2シードのT・フリッツ(アメリカ)を3-6, 7-5, 7-6 (7-2)の逆転で破り、2018年のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)以来5年ぶりの決勝進出を果たした。

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先月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)と5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)で3回戦敗退となったディミトロフは今大会初の出場。

2回戦で世界ランク58位のR・カルバレス バエナ(スペイン)を6-1, 6-4、準々決勝で同85位のC・オコネル(オーストラリア)をを6-7 (5-7), 7-5, 6-4の逆転で下し4強へ駒を進めた。

この日の第1セット、1ブレークダウンとリードされたディミトロフは、47分で先行される。続く第2セット、第5ゲームでブレーク許したディミトロフだったが、第8ゲームでブレークバックに成功。その後の第11ゲームから2ゲーム連取に成功し56分で1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、両者は1度ずつブレークを奪い合うとタイブレークに突入。タイブレークでは中盤で6ポイント連取に成功したディミトロフが、2時間52分で勝利した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトでディミトロフのコメントを紹介している。

「クレイジーな試合だった。自分の戦い方にとても満足しているし、今日のファンは素晴らしかったよ。決勝に進出できて最高の気分だけど、試合はまだ終わっていない」

「どんな試合も軽く見たりはしない。僕は目的を持ってここに来たから、明日はそれを果たすつもりだ」

勝利したディミトロフは決勝で世界ランク54位のN・ジャリー(チリ)と対戦する。

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