キャスパー・ルード
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昨年の全仏オープンで準優勝を飾った24歳のルードは、今月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)とジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーヴ、レッドクレー、ATP250)でベスト4に進出し今大会を迎えている。
この試合、ルードは28本のウイナーを決めるなどリターンゲームで8度のブレークに成功し、2時間7分で勝利した。
試合後の会見でルードは「すごくいい気分だった。戻ってこれてよかった。もちろん、緊張もあったよ。何日もここで練習して、トーナメントを盛り上げたいんだ。 だから、いつも少し緊張するんだ」
「しかし僕はストレートで切り抜けた。ちょうど、自分が望むようなスタートすることができた。そしてどんどん調子が良くなって、最後はブレークで試合を終えた。とてもうれしいよ。仲の良い友人と対戦するのは簡単なことではないよ。その難関を乗り越えてよかった」
また、ボールの質に対する批判についてルードは「面白いのはハードコートではいつも議論がある。コートがどうなっているか、遅いか、速いか、ボールはどれくらい持つのか。僕はハードコートでは週ごとに違いを感じる」とコメント。
「クレーはクレーで、標高の高いところでプレーするのでなければ、それほど大きな差はないように思う。マドリッドはいつも少し速い。でも、今年は本当に遅いんだ。確実に言えるのは去年とは違うし、クレーコートでのボールの違いもある」
「とても毛深くなるんだ。これはあくまで僕の見解だ。それが悪いとか良いとか言うつもりはないけど、数ゲームすると本当に遅くなり、毛むくじゃらになる」
「本当に違うよ。僕たちプレーヤーにさまざまな課題をもたらしてくれるので、今年のボールは去年と違うんだ。僕もその違いを実感している」
2回戦では予選で勝ち上がった世界ランク129位のG・ゼッピエリ(イタリア)と対戦する。ゼッピエリは1回戦で同51位のA・ブブリク(カザフスタン)を6-0, 4-6, 4-6, 6-3, 7-5をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第6シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第9シードのT・フリッツ(アメリカ)、第27シードの西岡良仁らが初戦突破したものの、第2シードのD・メドベージェフが1回戦で敗れる波乱が起きた。
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