勝利したオリヴィエリ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は1日に男子シングルス2回戦が行われ、予選勝者で世界ランク231位のGA・オリヴィエリ(アルゼンチン)が同じく予選勝者で同148位のA・ババソリ(イタリア)を7-6 (9-7), 3-6, 6-4, 7-6 (7-3)で破り、四大大会で初の3回戦進出を果たした。

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24歳のオリヴィエリはこれまでキャリアで3度グランドスラムの予選に出場し、全て1回戦で敗退していたものの、今大会では初めて予選を勝ち抜き本戦に出場。本戦1回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場していた同237位のG・ムペシ ペリカール(フランス)をフルセットで下して四大大会初白星を挙げた。

オリヴィエリは1回戦の勝利後、空に両手を高くつき上げた。これは2021年の4月に新型コロナウイルスにより亡くなった父親を思って行ったことだと試合後に明かしていた。

父親についてオリヴィエリは「彼は僕の相棒で、精神的にも感情的にもあらゆる面で僕を助けてくれた人だった。彼はテニスについて学び、僕を助けてくれたりもした。僕はいつも彼のことを思い出している。彼は今、今週の僕に起きているすべてのことを見ていて、僕よりももっと大きな笑顔でいてくれていることを願っている」と述べた。

また、父親が亡くなったあと、3ヵ月間ラケットを握れなかったとも明かした。その後は家族とチームに支えられ復活できたという。

苦難を乗り越えグランドスラム初白星を挙げ迎えた2回戦、第1セットは両者3度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。タイブレークでは3度目のセットポイントをものにしたオリヴィエリが先行する。

しかし第2セットは、オリヴィエリが2度のブレークを許し1セットオールに追いつかれる。

それでも第3セットでオリヴィエリは第4ゲームから5ゲームを連取しこのセット奪う。

迎えた第4セット、両者ブレークを許さずこの試合2度目のタイブレークに突入すると、最後はオリヴィエリがフォアハンドのウィナーを決め、自身初のグランドスラム本戦の舞台で3回戦進出を果たした。

オリヴィエリはグランドスラム2勝目を再び父に報告するように天に向け大きく手を広げた。

勝利したオリヴィエリは3回戦で第6シードのH・ルーネ(デンマーク)と対戦する。ルーネは2回戦で世界ランク394位のG・モンフィス(フランス)の試合前棄権により3回戦に駒を進めた。

同日には第4シードのC・ルード(ノルウェー)、第12シードのF・ティアフォー(アメリカ)、第15シードのB・チョリッチ(クロアチア)、第27シードの西岡良仁らが3回戦に駒を進めている。

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