妨害した観客に不満を示すジョコビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は5日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第9シードのT・フリッツ(アメリカ)を6-1, 6-4, 6-4のストレートで破り、2年ぶり13度目のベスト4進出を果たした。試合後の会見でジョコビッチは第3セットで観客から妨害されたことについて語った。

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2018年以来5年ぶり4度目の優勝を狙う36歳のジョコビッチは今大会、1回戦で世界ランク84位のA・ミュレール(フランス)、2回戦で同76位のB・ミラリェス(スペイン)、3回戦で第32シードのL・ジェレ(セルビア)、4回戦で予選を勝ち上がった世界ランク105位のB・ゴヨ(クロアチア)を下し8強入りを決めた。

準々決勝、過去7度対戦し全勝しているフリッツと顔を合わせたジョコビッチは第1セット、第4ゲームから4ゲームを連取し先行する。続く第2セットでは4度のブレークポイントを凌ぐとリターンゲームでは1度のブレークチャンスをものにし、2セットアップと勝利に王手をかける。

そして第3セット、第6ゲームで2度のブレークポイントを凌いだジョコビッチは直後の第7ゲームでブレークに成功。しかし、第8ゲーム、プレー中の観客の叫び声が影響しブレークバックを許す。それでも第9ゲームで再びブレークを奪うとサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでは2度目のマッチポイントをものにし、2時間35分で勝利した。

試合後の会見でジョコビッチは「今回も素晴らしい試合だったと思う。とても湿度の高いコンディションで特に第1セットは汗をたくさんかいた。第1セットは6-1だったけど、プレー時間としては1時間近くに感じた。第2セットでは彼のプレーがよくなりミスも減った」とコメント。

「でも、大事な場面ではタフでいること、正しいショットを見つけること、彼にいつも多くのショットを打たせることができたと思う。彼をうまく走らせたよ。とても堅実なプレーができたし、自分のプレーには本当に満足している」

また、第3セットで観客が妨害したことについては次のように語った。

「彼は僕の友達がいたボックスの中にいたんだ。その人が誰なのかは分からないけど、そのときはかなりイライラしていたよ。それもスポーツの一部だけど、大事な場面、ブレークポイントに直面したときに突然、大きなストレスにさらされると全てのことが気に障り、気が散ってしまう」

「観客が試合に入りたがるのは、その試合が面白いということ。彼らが楽しんでいる証拠だよ。1日の終わりにチケットを払ってプレーを見に来るわけだから、僕たちは彼らのためにパフォーマンスを見せて、ここに来て満足して家に帰れるようにする。だから、時には選手と交流することもあるかもしれない。申し訳ないけど今日のあの時は本当にイライラしたよ。そういうこともある」

この勝利により、ジョコビッチは歴代単独トップとなるグランドスラム47度目の4強入り。これまで46回でR・フェデラー(スイス)と同率だったものの、その記録を上回り歴代単独トップに立つこととなった。

勝利したジョコビッチは準決勝で第10シードのF・ティアフォー(アメリカ)と世界ランク47位のB・シェルトン(アメリカ)の勝者と対戦する。

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