西岡良仁（全米OP）
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスの珠海選手権（中国/珠海、ハード、ATP250）は２５日にシングルス準決勝が行われ、第８シードの西岡良仁が世界ランク６３位のＡ・カラツェフを6-4, 6-4のストレートで破り決勝進出を果たすとともに、自身３度目のツアー優勝に王手をかけた。

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２７歳で世界ランク４６位の西岡は今大会、１回戦で同１４９位のＴ・アトマネ（フランス）、２回戦で同１６２位のＬ・ハリス（南アフリカ）、準々決勝で第３シードのＪ・シュトルフ（ドイツ）を下し４強入りした。

準決勝の第１セット、西岡は第２ゲームで先にブレークを許すも直後の第３ゲームですぐさまブレークバックに成功する。さらに第７ゲームでこのセット２度目のブレークを果たした西岡は、サービング・フォー・ザ・セットとなった第１０ゲームで６度目のセットポイントをものにし、先行する。

続く第２セット、このセットも西岡は第２ゲームでカラツェフに先にブレークを奪われたものの、第６ゲームから一気に５ゲームを連取。１時間５９分の熱戦を制し決勝進出を果たした。

西岡にとってツアー大会での決勝進出は、ツアー２度目の優勝を飾った昨年１０月のユジン韓国オープン（韓国/ソウル、ハード、ATP250）以来、約１年ぶり。

ツアー３度目の優勝をかけ、西岡は決勝で第１シードのＫ・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは準決勝で第４シードのＳ・コルダ（アメリカ）をストレートで下しての勝ち上がり。

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