初戦突破を果たしたアルカラス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)は29日、シングルス1回戦が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)が予選から出場した世界ランク53位のY・ハンフマン(ドイツ)を6-4, 6-3のストレートで破り、初戦突破を果たした。

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全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の準決勝でD・メドベージェフに敗れて以来 3週間ぶりのツアー復帰戦となった20歳のアルカラス。この試合は4本のダブルフォルトを犯すなどサービスの安定感を欠いたものの、ファーストサービスが入ったときには80パーセントの高い確率でポイントを獲得した。計2度のブレークを許したが、リターンゲームでは16度ものブレークチャンスを創出し、5度のブレークに成功。1時間37分で2回戦へ駒を進めた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。

「願わくば、何年もこの中国に来たいね。中国でのデビュー戦で温かい歓迎を受けたアルカラスは、「ようやく中国に来ることができた。「ついに中国に来て、中国の人たちの前で自分のテニスを見せることができるなんて、ずっと前から望んでいたことだし、本当にうれしいよ」

アルカラスは2回戦で世界ランク18位のL・ムセッティ(イタリア)と対戦する。ムセッティは1回戦で珠海選手権(中国/珠海、ハード、ATP250)の決勝で西岡良仁を下し優勝したばかりの同14位 K・ハチャノフを6-3, 1-6, 6-2のフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には第2シードのメドベージェフや第3シードのH・ルーネ(デンマーク)、第5シードのA・ルブレフ、第6シードのJ・シナー(イタリア)、C・ルード(ノルウェー)、第8シードのA・ズベレフ(ドイツ)らが初戦を突破したものの、第4シードのS・チチパス(ギリシャ)は世界ランク23位のN・ジャリー(チリ)にストレートで屈し姿を消した。

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